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谷家理香氏 株式会社ウェルビーイングTOKYO代表取締役 vol.1

Date 2019.01.08

みんなのウェルビーイングとして、様々な分野で活躍されている方の考える「幸せ」や「ウェルビーイング」についてインタビューをするコーナー。WELLBEING TOKYO代表取締役の谷家理香の考える「ウェルビーイング」についてお話します。

外資系金融会社でキャリアをスタートし、その後インテリアデザイン会社を起業。15年前にヨガを始め、その後アーユルヴェーダに出会い、「アーユルヴェーダ」「ウェルビーイング」を日本に広めるためにWELLBEING TOKYOを立ち上げました。忙しくビジネスをまわす毎日の中で、自身の健康に細かく気を使い、感度の高い暮らしを送っている彼女の生き方の秘訣を聞き出すインタビューです。


【第1回】高橋百合子氏 E.OCT株式会社代表取締役
【第2回】エドワード鈴木氏 鈴木エドワード建築設計事務所代表
【第3回】日沖健氏 日沖コンサルティング事務所代表
【第4回】杉山文野氏 トランスジェンダー活動家
【第5回】Rajshree Pathy氏 Rajshree Group of Companiesチェアパーソン兼マネージングディレクター

一番幸せだと感じるとき

1.一番幸せだと感じるのはどういうときですか?

15年ほど前からヨガをするようになり、幸せの感じ方が変わりました。ヨガは、平日は朝に20分、休日はヨガ20分、呼吸20分、瞑想20分の合計1時間を行うようにしています。シャバアーサナという、ヨガの最後に行うリラックスのポーズがあるのですが、眠りに落ちるあの一瞬がずっと続いているような瞬間があり、全てが満ち足りているという感覚になります。

チベットに行った時に標高5000mの湖で瞑想したのですが、その時に突然、自分が今ここに生きていることや、この世界にこうしていることがただとっても愛おしく、自分でも理由がわからず、涙があふれて出て止まらなくなるという経験をしました。

前述のシャバアーサナの時に感じた幸福とはまた違う感覚で、何でもないときに突然魂が震えるような感動でした。ただそこに自分がいて、自然があって、宇宙とつながっていて、自分が宇宙の一部である、という感情があふれてきたのです。

その時、チベットに一緒に行ったヨガの先生がこう言っていました。すごくきれいなお花を見たり、とてもいい音楽を聴いたりといった魂が喜ぶことをして、その経験を心の金庫にしまったら誰も壊すことはできないし、そこからまた取り出して見ることができるから、何も悲しんだり去ることを残念に思うことはない。それがその人の財産になって、それがたくさんあればこの人生もいい人生だったと最期に思える、と。

そのお話を伺ってなぜか涙がでてきてしまい、今でも思い出すとその時の湖のコバルトブルーの青さや、水辺にあったまるいゴロゴロした石や、光の感じなどがありありと思い出されて、また涙が出てきます。

愛は宇宙をつくっているもの

2.「健康・食・人間関係・仕事・お金・愛」の優先順位を教えてください。その順番にした理由とそれぞれの項目に対する考えをお聞かせください。

愛、健康、食、仕事、人間関係、お金

1番は愛です。宇宙や世界を作っているものが愛だと思うからです。毎日ぶつかることもなく動いている惑星や、貝の模様やひまわりの種のように自然界で繰り返される黄金律や、人間も60兆個の細胞が協力しあって1つの肉体として動いている、そのこと自体に愛を感じます。愛の元は自然とか宇宙とかそういう物だと思っていて、今あるすべてが愛から生まれていると思っています。

いま自分がここに存在していること自体が奇跡だと思いますし、地球や宇宙があることもとても奇跡的なこと。それらが自然に存在しているのがすごいです。私が言っている愛は、人間関係の愛情という考え方とはちょっと違った、自然とか宇宙とか、もしかしたら神というものに近い定義としてとらえています。

健康は基本の中の基本

2番目は健康。全ての人や動物にとって、心身・社会的健康は幸福な人生の基本になると思うからです。WHOの健康の定義でも「健康=全てが満たされている状態」とされていて、全ての人の基本的人権とうたわれています。

アーユルヴェーダの目的も「健康な人の健康を護り、病気の人の病気を鎮静すること」。「幸福な人生」についても経典の中ではっきり定義していますが、その定義の1つに「能力にふさわしい力と勇気と名誉と精力と大胆さを持っている人」、「富と楽しさを享受し、なんでもやってみることができ、思いのままに行動できる自由がある人、」というのがあり、やはりそれは基本だと思います。

健康をベースにして、人生の中でそこに何を載せるかというのはその人次第です。その人がその人らしい人生を生ききるためには、健康というものがベースにあって、それぞれが持っている能力を使って実現することが幸せだという考え方があります。健康があってこそ、幸せを実現できる、ということですね。WHOが「健康は人権だ」というのは本当にその通りだと思います。心と身体と社会的の3つを合わせての健康、これがベースだと思っています。

健康のために行っていることは、やっぱりヨガです。朝、TRXのジムに行ったり、ピラティスにも行ったりもしますが、ヨガはそれらとは全く違います。健康において大事なのは、自律神経を整えること。ヨガは緊張・リラックス・緊張・リラックスというポーズの繰り返しを行うのですが、副交感神経を優位にすることで、体が自分の本来の力を取り戻して病気をしなくなります。リラックスというのは何もない状態で実現するのは難しいので、まず緊張のポーズがあって、その次にリラックスのポーズがあります。心もそうだと思うんですけれど、リラックスの状態の心や、おだやかな心にするのは、意識するだけでは難しいので、体を使って行うヨガはすごく便利な道具だと思っています。ポーズがうまく出来る・出来ないというのは関係ありません。ジムに行って、運動をして、体を動かした後のすっきり感とは全く違う、体と心を心底リラックスさせて自律神経を整えるという意味において、ヨガはとても大事だと思っています。

社会的健康に関しては、人生が有限だとすると、身体と心が健康であるときに、夢中になれることがあることは大切だと思います。

先日、ある友達が「人生って暇つぶしだよね」と言ったんです。ほとんどの人が共感できていなかったんだけれど、私はある意味そうかも、と思っていて。暇つぶしという言い方は語弊があるけれど、やっぱり夢中になれることがあることが大事です。自分がやりたいことがわかって、それに夢中になって、あっという間に時間が過ぎるっていうのはすごくいいことだなと。ただ、そのやりたいことが世の中にとってよくない場合は駄目ですよね。自分の体が60兆個の細胞が共存しているものだとすると、個々人の人生もそのフラクタルだと思うので、一人ひとりが大きな社会のなかのひとつの存在として生きていて、いい世界ができている状態がいいと思っています。そういった意味では、自分のやりたいと思うことに夢中になれることが、全体の幸せにつながるのがいいと思っています。社会を壊してしまうようなことを個人がしないようにするために必要なのが教育で、教育がベースにあれば全体の共生につながります。

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